無ければ無いで意外となんともない。

最近、酒を飲んでいない。
メールでざっくりと支出管理をしていて(今は散財.com
酒代ってけっこう大きいと気がついてから何となく飲まなくなった。
で、いつの間にか飲んでない。


車の所有をやめたときもこんな感覚だった。


車がないと不便だろうなと思っていたら
無ければ無いで意外とないものとして行動するので
不便ということもない。


これって意外と何にでも当てはまるんじゃなかろうかと思う。


ご飯食べないと生きていけないし、住むところがないと困るし、まったく服を所有しないわけにはいかないけれど
そういう必要最小限の部分を抜きにして
自分で所有したり行動したりする部分に関しては意識的に取捨選択しているという意識が必要で
定期的にゼロから拾っていく作業をしたほうがいいと思う。


ただうっかり捨て過ぎてしまうと浮世離れし過ぎるので常識の範囲でシンプルにとどめる事はかなり大事。
感覚というかバランスを一回欠くと戻せるかは未知。
メディア(雑誌とかテレビとか書籍とか。)に極端に接しないとか、偏ったものしか見ないとかはよくないように思う。
硬軟とりまぜて馬鹿馬鹿しいのや腹立たしいのも、一応見ておく。
売れているものに目を通しておくのも大切かも。世の中のだいたいの中心点を感覚で掴んでおいて損はない。

「小沢民主党は信用できるか」を読んだ。


小沢民主党は信用できるか

小沢民主党は信用できるか

タイトルのとおり、小沢民主党について書いた本。

編者が自民党議員高市早苗氏なので自民党よりなっていると思いきや、意外と客観的。
それぞれの論調もテーマも割りとバラバラで幅広く意見を集めたと言えばそんな感じ。

個人的には「小沢民主党」が政権を取るという事は
事態としてありうるかもしれないけれど
結果としてはありえないと思っている。
民主が政権を取った時に再編劇がおきそう。

なぜなら

  1. 民主党内の意見が右から左まで広すぎて一つに纏らないだろう(→政界再編か。)
  2. マニフェスト選挙対策・政局対策しすぎていて、政権を取った時の運営が難しそう。
  3. 小沢氏は田中角栄自民党の核心に居た人物で現在の改革されるべき政治を作った政治家の一人だという事。
  4. 小沢氏は元々民主党と対立してたし、小沢氏以外の民主党議員で総理候補と呼べる人物がいるのか。(大臣も)
  5. 小沢氏の構想は参議院で勝って大連立までだったんじゃないのかと。
  6. そもそも小沢氏の健康は大丈夫なの?

かといって自民政権が良いと思っているわけでもない。

政界再編かな。

選挙民としては再編するんなら選挙前にして欲しい。
選挙後にされたら、その選挙は一体なんだったのって事になるんだけど
やるとしても選挙後だろうなあ…。

「新しい株式投資論」

山崎元氏は証券会社の影響下にある経済評論家の中ではまともな事を言っている数少ない人だと思っていてブログも楽しく読まさせてもらっています。
著書「新しい株式投資論 合理的へそ曲がりのすすめ」を読んだのでメモを。

基本的に山崎氏の著書は、一般的に言われているようなセオリーを否定するパターンで書かれている事が多く
「これはこういう風に言われているけれど一概にそうとは言えない、なぜならば実はこうなのだからです。」
というパターンになりがちで繰り返されるとちょっと飽きるんだけど
投資で「ダマされない」ことを第一に考えるとこれは読んでおいて損はない。

第四章「ゲームとしての株式投資再論」はアンチテーゼではない部分もありつつ
ではどするか。という部分から株式投資ゲームのコツまで踏み込んでいて面白かった。

あと本題には関係ないけど、ケインズバイセクシャルだったというのにはびっくり。


著者がファンドマネージャー時代の上司の口ぐせ
「相場が頭でやるものなら、東大には蔵が建つ」
は面白くて印象的。

ニッポン経済の「ここ」が危ない!

竹中平蔵, 幸田真音


小泉内閣で大臣を歴任した竹中平蔵氏と、『バイアウト』『日本国債』などの著者である幸田氏との対談本。

竹中平蔵氏が提起していた疑問で気になったことをメモ。

  1. お金は将来の成長力、収益性の高いところ、要するに発展途上国に先進国が投資するはずのもの。
  2. ところが現在は皆がアメリカに投資している。アメリカ企業が国境を越えて世界中で収益を上げる存在になっているので、そこへの投資はあるものの、そういう分も含めてネットでアメリカへの投資が増えている。
  3. なぜなら米国企業の収益力、期待成長率が高いから。
  4. 果たして、この投資は持続可能か、だって(1に戻る)


ある意味、米国自体が資本主義を体現しているようなところがあるから、ある程度の調整をはさみつつ持続可能なのかもしれない。
ただ何もかもが無限に膨張し続けると言う事はありえないよねえ。

30キロ走

昨日は久しぶりの30キロ走。

タイムは3:10:52

あらためて思うのは長距離トレはどうやって時間を過ごすかが問題だよなー。
とにかく退屈。

今回、15キロ過ぎるまでは辛くて退屈だったけど
過ぎてからは軽いランナーズハイと音楽が盛り上がって
どうにか練習時間を過ごしきれた。

余力的には40キロ走れたけど
無理なく30キロで終了。

あと途中でコンビニ休憩1回は幸せ。