ニッポン経済の「ここ」が危ない!
最新版・わかりやすい経済学教室 ニッポン経済の「ここ」が危ない
- 作者: 竹中平蔵,幸田真音
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/02/18
- メディア: 単行本
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小泉内閣で大臣を歴任した竹中平蔵氏と、『バイアウト』『日本国債』などの著者である幸田氏との対談本。
竹中平蔵氏が提起していた疑問で気になったことをメモ。
- お金は将来の成長力、収益性の高いところ、要するに発展途上国に先進国が投資するはずのもの。
- ところが現在は皆がアメリカに投資している。アメリカ企業が国境を越えて世界中で収益を上げる存在になっているので、そこへの投資はあるものの、そういう分も含めてネットでアメリカへの投資が増えている。
- なぜなら米国企業の収益力、期待成長率が高いから。
- 果たして、この投資は持続可能か、だって(1に戻る)
ある意味、米国自体が資本主義を体現しているようなところがあるから、ある程度の調整をはさみつつ持続可能なのかもしれない。
ただ何もかもが無限に膨張し続けると言う事はありえないよねえ。