「佐藤可士和の超整理術」


佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和の超整理術


「整理する事によって本質が見えてくる。本質が見えてくれば効果的な仕事ができる。」


整理術は3つの段階があり
1.空間の整理
2.情報の整理
3.思考の整理

空間は目に見えて体で感じることができるので難易度が低く、思考は本人にさえ見えにくいので難易度が高い。
そこで空間、情報、思考の順でやっていくと身につきやすい。

空間整理の目的は快適な仕事空間を作ること

おそらくは、仕事を優先するあまり机周りの整理は後回しになってしまうでしょう。でも、それでは順番が逆なのです。まず、仕事をする場所をすっきりさせることが、仕事の効率をアップさせることにつながるのです。

書いてあったわけではなく自分の考えとしては「掃除とは捨てることと見つけたり」であって、いかに捨てるかが肝になりますよね。
それについては、
1.アイテムを並べてみる。
2.プライオリティをつける。
3.いらないものを捨てる。
と説明しています。


空間の整理をすることによって「大切なものの見極めを、身で覚える。」という事が次の段階に繋がるようです。

一応、全部読んだものの1回で「思考の整理」まで実践できそうにないのでとりあえず「空間の整理」だけをやってみて、また再読する事にします。


それにしても。
物事の本質を見つけて、効果的に仕事をする「有力な手段」が「取捨選択の技術」だとすれば、「できる人は何でもできて、出来ない人は何も出来ない」というのはよくわかる話です。
空間、情報、思考の3つだけではなく、スケジュール(時間)などのすべてのリソースを取捨選択を経たプライオリティの高い物事に集中的に投下できるわけですから「圧倒的じゃないか我が軍は!」となるのは至極当然です。
ここでも「選択と集中」ですが、選択の技術は本当に大切です。
解ると出来るは全然違うので出来ないと意味はないですね。
その辺でも「佐藤可士和の超整理術」は参考図書として良いと思います。